石の美しさがあなたの部屋を彩る。

歴史を刻む「石」のある生活、お墓から小物まで・・・石の匠が心を込めておつくりします!

お墓づくり

 

お墓について

墓は大切な祖先が眠る場所であり、家族の歴史がみえる場所です!

お墓は、単純に埋葬する(納骨する)場所です。しかし、そこには自分の祖先(家族)が眠る大切な所であることは言うまでもなく、石に刻まれた文字をたどれば、家族の歴史も見えてきます。

昨今、少子化などが一番の原因かと思われますが、家督を受け継ぐ人が減少し、それに伴いお墓も受け継がず、解体して永大使用権を返却する、いわゆる「墓じまい」という現象も増加しています。その理由は様々ですが、我々石材業界に限らず、寺院、霊園開発業者など、お墓に関する業種に関わる者にとっては大きなマイナス要因である事には間違いありません。しかしながら「墓じまい」を ”してはいけないこと” として希望されるお客様に接するのは、個人の自由、やむを得ない理由に反する行為だと考えています。

永年引き継がれてきた先祖代々のシンボルであるお墓を無にしてしまったとしても、きちんとした別の形で供養していただけるのであれば、それで充分です。基本的には『供養を続ける心』が一番大切だと思います。とは言っても、この先、間違いなく減少していくであろう墓所工事に対して、いかにお客様にお墓の大切さ、お墓参りの意義等をお伝えしながら、喜ばれるお墓づくりを目指していきたいと思っております。

 

墓を新しく建てる

東日本大震災後、お墓づくりに対する考え方がかなり変わったと感じます。

まず、第一の理由として、和型(伝統的な3段重ねの石塔)から、洋型(横長の安定した石塔)へと、お客様がご希望する墓石が完全に逆転しました。和型は縦に長く横揺れに弱いため、倒壊しやすいという事が第一の理由です。最近では石材用の強力なボンドを使用し、さらにステンレスの倒れ防止用芯の挿入により、かなり耐震性が向上しています。それでも不安はまだまだあり、少しでも解消されるならばと、洋型墓石を希望されるお客様が増えたのが事実です。

次の理由としては、ご施主様が、これまでより1世代進んだ方々が多くなられました。10年程前くらいまでは、私共の親くらいご施主様が多かったのに対し、近年では同世代(50歳代~60歳代)の方が多くなり、これまでにない個性的な墓所にしたいという要望が増えています。その型の自由度や、使用する石種(色づかい)からしても、洋型墓石になる傾向が多いのが事実です。

従って、一昔前の様なセオリー通りのお墓では対応しきれなくなっており、お客様のご要望を十分取り入れた上で、お互いの意見を出し合いながら「麻尾石材店に依頼して本当に良かった!」と言っていただけるお墓づくりを心がけています。

また、伝統的な五輪塔、宝塔など、自社工場にての加工もご注文により、心を込めて制作させていただきますので、よろしくお願い致します。

事例

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お墓づくりの流れ

問い合わせから完成・アフターフォロー

問い合わせから完成・アフターフォロー

① お問い合わせ(電話・メール)

お墓を新しく作ることになったら、まずはお気軽にお問合せください。あらゆる経験と知識のあるお墓づくりのプロフェッショナルが、ご対応します。どんな些細なことでも気になることは早めに解決!適切なアドバイスを致します。

② ご訪問・ヒアリング

お墓づくりは大切なお話ですので、お客様と直接お会いして、さらに具体的なお話を聞かせていただきます。墓石について、デザインについて、カタログや石のサンプルをご覧いただきながら、お客様のイメージが持てるようにご説明させていただきます。

③ ご提案・お見積

お伺いしたお話をもとに、どんなお墓が良いかご提案・お見積もり致します。先祖代々残って行くお墓ですので、お客様がご納得いくまで打合せして参ります。

④ 契約

ご提案・お見積にご納得いただけましたら、契約致します。

⑤ 建立

契約後は、スケジュールに従って施工して参ります。ご契約から完成までは最短で30日に期間をいただいています。 ※天候などに影響により工期がずれ込む場合もございます。

⑥ 完成・お引き渡し

完成後、日程を合わせて立ち合いの上お引渡し致します。

⑦ アフターフォロー

弊社の墓石でつくった場合には、10年間の保証をいたします。外国産のものは、実績がないため1年間の保証となります。なお、アフターフォローの内容についてはご提案時にご説明しています。

ご相談はこちら

お墓についてのお問合せ・ご相談は、下記のフォームに必要事項を記入の上、ご送信ください。
折り返し、専門の相談員よりお電話をさしあげます。
また、お電話によるお問合せもおこなっていますが、作業中のため電話に応答できない場合もあります。(xxxxxxx 9:00-18:00 年中無休)

お問い合わせ・お見積依頼

お墓を守る

お墓のおそうじ

 

掃除の仕方

お墓のお掃除は、どのようにされていますか?
お墓に頻繁にお参りに行っている方は、その都度お掃除されていて綺麗にメンテナンスされていることと思いますが、年に数度しか行けない、とか数年に一度しか行けないという方は、汚れがひどくて、どうやってお掃除したら良いのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

あるいは、全くやってなくて手が付けられない状態になっている方もいらっしゃると思います。
お墓は、大切なご先祖様が眠る場所、出来るだけ綺麗にしておきたいものです。

お墓のある場所によって、お墓の状態は様々です。ここでは基本的なお墓の正しい掃除の仕方をお伝えします。

  1. 敷地内の清掃
    墓石を磨く前に、敷地内の清掃をします。ゴミや落葉を拾い、除草します。玉砂利を敷いている場合には、ザルに入れて水洗いしてください。玉砂利が少なくなった場合には追加したり、全部入れ替えるのも良いかも知れません。
  2. 墓石の汚れを落とす
    墓石を洗う前に、泥や埃、ゴミなどを乾いた雑巾や刷毛で落とします。
  3. 水や洗剤などで墓石を洗う
    スポンジやタオル、布、歯ブラシを使って墓石用洗剤で墓石を磨きます。汚れが落ちにくいからと言って、金タワシなどのような硬いものでゴシゴシ擦って傷をつけないようにしてください。文字の部分は歯ブラシを使うと良いです。
  4. 墓石についている水分を拭き取る
    最後に乾いた布やタオルで墓石の水分をふき取ってください。

お墓掃除の道具

  • タオル・雑巾
  • バケツ
  • スポンジ
  • 歯ブラシ
  • 刷毛
  • ザル
  • 墓石用洗剤
  • ゴミ袋
  • 鎌(雑草が多い場合)
  • スコップ(玉砂利を救う)
  • ほうき(枯葉を掃く場合)
  • 花はさみ(お供え用の花をカットする場合)

「お墓参りセット」として、お線香・ローソク・マッチ(チャッカマン)などと一緒にそろえておくと良いでしょう。

お墓参りの時にお掃除する方が多い事と思いますが、お墓参りが頻繁ではなく、墓石や墓標に苔がついてしまっている場合、タワシなどの硬いものではなく布でふき取るか、墓石用洗剤で軽く落とせます。

こびり付いてどうしても取れない汚れや、黒ずみなど、自分の手ではお掃除できない場合は、当店では「お墓のクリーニング」も行っています。
お気軽にお問合せください。

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お墓のリフォーム

最近、墓所内の空きスペースが土や玉砂利などになっている所に雑草が生えて、今のところは私達(高齢者の方)が維持管理出来るうちはいいが、近い将来、子や孫の代になった時に大変だろうという事で、石張り工事を依頼されることが多くなってきました。工事の内容としましては、中に入っている土や砕石をある程度まで掘削し、そこにコンクリートを打設します。コンクリートが固まった時点で厚さ3㎝程の石を貼り、一度墓所外へ移動した付属品(墓誌やお地蔵さん等)、石塔一式等を再施工します。

 

ご予算に応じて一度外した石材のクリーニング、磨き直し等も行っておりますので、ご希望に沿って数種類の見積もりを作成致します。また、外柵や石塔が苔などで汚れてしまった場合のクリーニング、セメント目地が剥がれて隙間が出来ているなどの補修作業も格安にて承っておりますので、お気軽にご相談下さい。

お見積もりをする場合には、現場(墓所)を見せて頂き、補修すべきか箇所、しなくても良い箇所、そして、その理由等もきちんとご説明させていただき、作業金額のお見積もりを無料にてさせて頂きます。

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事例

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戒名彫 納骨立会

ご家族のどなたかが亡くなられた場合、通常お寺さんから戒名をいただきます。(神葬祭の場合は氏名)

せっかくいただいた戒名ですから、来客の皆さんにもその名をご披露する意味も含めて、35日や49日の法要(神葬祭の場合50日祭等)に出来るだけ間に合うように戒名を刻んであげる事をお勧めします。費用は一戒名に付き、25,000円で承っております。

なお、その先の納骨まで当社にご依頼いただいた場合、+10,000円の合計35,000円となります。

墓じまい

核家族が増え、同居どころか親の近くに住まない世代が多くなり、子供達にお墓の面倒をみてもらえない、あるいは両親が亡くなり、自分たちでお墓の管理ができない等の理由から、「墓じまい」を依頼されることがあります。実際にどんなケースがあったかご紹介致します。

事例1:茨城県筑西市から埼玉県へ引越されたFさん

Fさんのお宅は明治初期から続く家柄で、Fさんで4代目(2016年当時)76歳でした。すでにご長男・ご長女様はご結婚されており、2人共県外で持ち家に住んでいるため、実家を継ぐ予定はありませんでした。ところが、2年前一緒に暮らしていました奥様が急死され、Fさんの体調もあまり良くない事を理由に、ご長男の住む埼玉へ引っ越す決意をされました。

それに伴い、これまでの住まいの解体、土地の売却の後、先祖や奥様の眠るお墓をどうするかという問題が起こりました。お墓は筑西市内の寺墓地で、将来的に子孫がここまでお墓参りに都度来るのはさぞかし無理だろう、そこまでさせたくはないという事で、ご長男の住まいの近くにある霊園にご先祖共々お引越しとなりました。親戚の霊園の工事は、ご指定の石材店しか行えなかったため、当店ではFさんの知り合いからのご紹介で、解体・石材の処分、いわゆる「墓じまい」の仕事を任されました。

墓地サイズは、間口1m80cm、奥行き2m70cm・6尺×9尺で1坪半の土地でした。それは、立派な稲田石の外柵に、福島産の黒系1尺1寸角の高級の墓石が建っており、まだまだ建立から30年余りでツヤも覚めていませんでした。この解体・処分という作業は、これまで何十件も行って来ましたが、その度に、心の中で葛藤があります。先祖が心を込めて建てたお墓をいとも簡単に処分し、全く新しいものにしてしまう行為は正しい事なのか?しかしながら、そういう仕事がないと石材店としての営みに影響して来ます。

Fさんの場合は、新規の霊園には規格サイズの墓石した建てる事しか出来ないため、既存の石材は一切使わせてもらえなかったという理由もありましたが、本当に忍びない事です。

Fさんの本音としては、ずっと筑西市のお寺に我家の歴史として残したかったとのこと。これも時代の流れの1つとして諦めたことを後から告げられました。

このように致し方なく「墓じまい」されるケースも増えていく事でしょう。当店では、あくまでもお客様のご意向を大切に、そして、当店からの正しいと思われる「墓じまい」の方法をご提案させていただきながら、リーズナブルな価格は当然の事、ご納得いただける「墓じまい」をさせていただきたいと考えています。

費用につきましては、Fさんの例でお伝えしますと、基礎コンクリートの解体処分まで含めて、273,000円(税込)でお寺さんに返還させていただきました。
墓所の大きさ、石材の量、基礎コンクリートの状態などで価格は様々ですので、まずは御見積のご依頼をお待ちしています。

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石へのこだわり

真壁石

真壁石の特徴

真壁石中目

真壁石中目

真壁石小目

茨城県西部に位置する常陸三山(筑波山・加波山・足尾山)。その懐にはおよそ六〇〇〇万年前にできた花崗岩体が広がり、真壁石はここより産出される堅牢・美麗な御影石です。

日本随一の御影石産地として知られ、”こみかげ石” ”常陸こみかげ石” とも呼ばれています。
良質な御影石は、長い歴史に培われた伝統の技術と最先端の機器を融合し、さまざまな石造物に利用されています。

真壁石の歴史

鎌倉時代より常陸三山の麓で石材業が始まり、とくに江戸の庶民文化の奥隆により城郭や神社、仏閣、墓石、美術工芸品などへ真壁石の利用が広がりました。その後、消費地に近い立地を生かし、生産力、流通力を高め、今では日本屈指の御影石の産地に発展しています。伝統の技術は多くの名工によって継承され、「真壁石燈龍」は平成七年に国の伝統的工芸品に指定されました。

※伝統的工芸品国指定「真壁石燈籠」
「真壁石燈籠」は、以下の5つの条件を満たし、平成7年に経済産業大臣指定伝統工芸品の指定を受けました。

  1. 100年以上前から続いている技術・技法を用いている
  2. 原材料も昔と同じものを使用
  3. 長い年月をかけて培った職人の技が作り上げたもの
  4. 現在もなお日常生活に使用されている製品である
  5. 一定の地域に生産する人が集まっている

羽黒青糠目石

羽黒青糠目石の特徴

羽黒石

「米糠のように細かな」から名づけられた通り、他に類を見ない石目のこまかさにあります。 そのきめ細かさと緻密さから風化に強く、長い年月を経ても変わらない美しさを保ちます。 均一な石目と青みがかった落ち着いた色合いが、糠目石独自の気品と重厚さを醸し出しています。

また、鉄気分の流出や変色がなくいつまでも安心してお使い頂ける最上級の御影石です。 産出条件が厳しい事に加え、採掘された糠目石の中で墓石材として製品化される厳選に厳選を加えた特級品は、 全体の5%程の大変希少価値の高い石です。

羽黒青糠目石の歴史

羽黒青糠目石を産出する羽黒地区は、筑波連山北端に位置し、この辺一体は、およそ六〇〇〇万年前にできた花崗岩が分布し、他にも稲田石や真壁石など、日本でも屈指の石材産地を形成しています。羽黒地区の石材業は、明治三五年に本格的に企業化され、今日の発展の基盤が築かれました。古くから採掘や加工などの高度な技術が蓄積され、伝統の技が生きた数々の銘品が生まれています。

稲田石

稲田石の特徴

稲田石

主に石英(薄い灰色)、長石(白色、黒雲母(黒色)の3つの鉱物で構成される花崗岩のなかで、稲田石は白色の長石が六〇%を占めていることから、その色調が特徴づけられています。

白く澄んだ石肌、均整のとれた石目、耐久性に優れた硬い石質を特徴とします。花崗岩体のスケールが大きく、大型の石材が採れる稲田石は、建造物に多く採用され、街の風格ある景観を形づくります。

稲田石の歴史

他国の石材が億年単位の古い年代の岩石であるのに比べ、稲田花崗岩は約六〇〇〇万年前に形づくられたといわれ、非常に新しい花崗岩とされています。時間の経過による劣化が少なく、組織の締まった硬い石になりました。

江戸時代より石材として利用され、本格的に採掘、加工されたのは明治時代の半ば。現在では、墓石や建築材、土木用材などあらゆる分野で幅広く使用されています。

その他

国内産

  • 庵治石(香川県)
  • 伊達冠石(宮城県)
  • 紀山石(福島県)
  • 山崎(山梨県)
  • 大島石(愛媛県)
  • 万成(岡山県)

世界各国から取り寄せられる

  • 中国産:河北省、湖南省、広西省、黒龍江省、山西省、福建省、浙江省 から採掘されます。
  • インド:アーバングレー、インド赤、インド銀河、インドグリーンⅡなど20種類以上

麻尾さんのおすすめランキング

「石」と言っても、その形成された生い立ち、産出場所などにより様々な種類へと分類されます。その中で、日ごろ我々が目にし、使われている石で最も多いのが花崗岩(御影石)です。その理由として産出量、対候性、見た目の美しさなどから、墓石・建築材の材料となり、何百年という歴史を刻むのです。

当店では、厳選された材料(石種)の中から、お客様と十分な打合せをし、使いやすさ、長年に渡り飽きの来ないデザインで、お墓づくりをしていこうと考えています。

当店のオススメ・売れ筋の石種ランキングをご紹介させていただきます。

外柵用

第一位 第二位 第三位
中国産 G623 茨城県産稲田石 インド産アーバングレー
価格・対候性において、現在日本で一番利用されている外柵材です。 日本国内産の石の中でも硬さ・吸水性に最も優れており、百年以上前から建築材としても多くつかわれて来ました。 価格は稲田石よりも高価になりますが、硬さ・吸水性も稲田石を上回ります。
石塔用
第一位 第二位 第三位
中国産 G654 インド産(黒) 茨城県産真壁小目
落ち着いた濃いグレーで、高級感があります。価格もお求めやすく人気があります。 インド産の黒御影は何種類かの取り扱いの中で予算に応じてオススメさせていただきます。 青みのある白系御影石で、国産石塔材の中でも一番人気のある石種です。価格もお求めやすくなっています。

石でつくる

 

ミニ鉢

花瓶

お皿

照明
ポスト
テーブル
ピザ釜
その他
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